Diary: 2005年3月アーカイブ

ここ一年位、どうにも調子が出ない……。
何でだろうと考えていたら、どうも海の向こうの識者達が良い考察を与えてくれている。
 
「ウィンテル帝国滅亡史」のはじまり(CNET Japan)

 ローマでは、勢力範囲をあまりに拡大しすぎたため、優秀な兵力をもってしても対応できなくなった。紀元後395年、最後の偉大な皇帝Theodosiusが亡くなると、帝国は2人の息子ArcadiusとHonoriusによって分割統治されることになる。

 「Honoriusは情熱もなく、才能もなかった。彼はすぐに(正式な)支配を断念した。そして、家禽(かきん)にえさをやることが唯一の日課になってしまう。彼はほどなく皇帝の座を辞し、堅実で巧みな後見人Stilichoにすべてを委ねてしまう」とGibbonは記している。


 
 
マルチタスクで人間の知力が低下する?--情報化時代のアイロニー(CNET Japan)

 --ADTとはどんなものですか。

 ADDの一種と言えます。ただし、ADTは現代生活の結果生じるものです。つまり、あまりに多くの情報がありすぎて、それを受け入れたり処理したりすることに忙殺されるため、気が散ったり、イライラしたり、衝動的になったり、落ち着きを失ったりすることが増えます。また、そんな状態を長く続けていると、仕事の成果も上がらなくなります。別な言い方をすれば、一度にたくさんのことをやったり、あるいはやろうとするために、効率が犠牲になるとも言えます。お手玉で、自分が扱える数よりも1つ余計に玉をさばこうとしているようなものです。

--どんな兆候が現れますか。

 たとえば、自分の潜在力を十分に出し切って仕事をしていない。本当はもっと生産的になれると思いながら実際には生産性が落ちている。仕事の結果が示すよりも自分は利口だと思う。人からの質問に、普段よりも薄っぺらな言い方で性急に答える。新しいアイデアが枯渇する。仕事の時間が延びる一方で、睡眠時間は短くなる。、身体を動かすことも少なくなり、友人と一緒に過ごす自由時間も減る、などが考えられます。一般的には、仕事にかける時間が増えていながら、逆に全体的な成果は少なくなっている状態と言えます。


 
 言えてる・・・。
 はっきりいって、多くの事を抱え込み過ぎた。あれもやってこれもやらないと・・・と悩む間に時間だけが過ぎて行き、気がついたら家禽に餌をやるのとそう変わらない事で貴重な時間を潰していたりする。

 皆さんも、何かやるべきことというのは一つか二つに絞りましょう。やる事が5つあったとしたら、効率は五分の一でなく、1/2^5位に激減すると考えるべきです。

 最近、ちょっとオタクな情報をいろいろと浴びてきました。
 例の「おたく芸術」展に行ってきたり(笑)
 
 大学のパーティーでコナミで働いているOBの方とか同人ゲーム開発だけで食っているOBの方の話を聞けたりとか。

 いや、世界観が広がりました。はい。

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