橋下氏も維新の会も、終わったな……

エマ
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わざわざこのブログで取り上げることもないと思っていましたが。

いや、しかしれっきとした政党の代表者がこんな発言をする、という事態の大きさは無視できないと思います。

橋下氏の発言要旨
大阪市長・橋下徹氏ぶらさがり取材全文文字起こし

私は特に女性権利とか女性問題について意識が高いわけではないですが、この発言はダメでしょう。どっからみても終わってます。

仮に、100歩譲って、こうしたもので兵士たちに対してある程度の効果があったとしても、女性にしてみれば、こうした「仕事」(?)に好きこのんでなった人はいないはずじゃないか。
お金のためにしかたなく、という人がほとんどでしょう(そうした女性たちの置かれた経済状況じたいがむしろ問題だと思います)。

女性の立場を完全に無視した考えで、反発食らうのは当たり前です。

しかし、もしこうした慰安婦のようなものが世界的・歴史的に必要悪として使われていたというのが事実だとすると、男というのは本当に困った生き物なのだな。と思います。(という私も男性なのであんまり説得力ないのかも(汗))

いずれにしても、今回の発言で、すでにヤバい状態だった維新の会もいよいよ終わりですね。元々なんか勘違い言動が多かった石原氏(自分の言動に責任持たないし、「右」ならなんでもいいってわけじゃない)が居た時点で私は支持していませんでしたが、もーほんとどうでもいいです。

参院選、民主も反省会は大失敗だったようだし、株価高騰でアベノミクス礼賛状態の自民がやはり大勝でしょうか。アベノミクス、私はあれ実はヤバいと思ってるんですけどね。


追記1:石原氏も擁護したらしい。おいおい。両名ともこんなんじゃホントに維新ダメだぞ。まぁ彼らしいけど。

追記2:知人から、「橋下氏のツイッター見ると、彼の本音がよくわかるよ」といわれたので、見てみたけど……。もうね。突っ込みどころがありすぎて呆れる。見たい人だけどうぞ。こんな人、絶対支持するつもりはありません。いや、感情的になっているわけではなく、現実的に考えてこの人じゃ無理だと思う。

追記3(2013/05/15 - 1:16):
橋下氏がまたツイッターの更新を始めた。内容が徐々に釈明に変わってきているが、もはや内容の問題じゃない。ここまで事が大きくなっておきながら、未だ誰のチェックも通さずに、未だにスイスイと持論を放言する方が怖い。それを野放しにしている維新の会も大丈夫か? ここは殴ってでも止めろ。これ以上は日本にとって恥でしかない(泣)

追記4(2013/05/15 - 22:15):
我慢できなくなって、ついに橋下氏にレスってしまった。私も大人げないですね。
いい加減、お前も物好きだなとか言われそうであれなんですが、もう少しお付き合いを。
「リスク管理能力の無さを露呈するだけだから、もう軽はずみなツイートはやめろ」という趣旨を本人に訴えてみたんですが、しばらく静かになったと思ったら(まさか、私の言葉が届いた訳じゃないでしょうが)、またツイートを始めました。
一連の発言の流れを観ていた人は、どんどん発言内容が軌道修正されていることに気が付かれたかと思います。現在のツイート内容は、一見もっともそうな意見に聞こえ、さすがに当初のようなトンデモ発言ではなくなってきました。が、すでにここまでの事態になった以上、「橋下氏が発言している」というだけで信頼性がなくなっています。国外はもちろんのこと、国内の人々にもその声はもはや届かないと思います。
残念な事ですが、世の中、「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」の方が重要とされる時があり、まさに今がそういう時なんでしょう。
また、維新の会のツイッターアカウントは、この問題について事実上だんまりを続けており、また松井幹事長は未だに「誤解があったとしたら残念」などと言っている始末。そして、橋下氏のツイッター持論展開にストップをかけよういう動きは未だ見られないようです。
これは、もはや橋下氏、石原氏、松井氏というキーマンたち自体に大きな問題があるというだけでなく、維新の会自体に危機管理能力と自浄作用が殆どないことを意味しています。
私も、人は憎みたくありません。悪口も言いたくありません。ですが、日本維新の会は本タイトルにもある通り、もう二度と浮上することはできないのではないかと思います。
私も、ここまでツイートに付き合っていて、色々な意味で気力を消耗し、げんなりました。
しばらく、体と心を休めたいと思います。

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このページは、エマが2013年5月14日 09:52に書いたブログ記事です。

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