? ? ? 「ちゅるっるるっる☆でゅっわ～☆」
くるみ「うわ～っ！変な人が歩いてくるの～！」
らん 「そんなにジロジロ見たらだめよ。」
つばさ「危ない人だな～」
ゆき 「人を見た目で判断してはいけませんよ」
たまみ「でも、あの人と関わっちゃいけない気がする。」
あかね「確かに･･･」
みか 「無視！無視！はやくっか･え･ろ☆」
あゆみ「そうですわ。みかちゃんも、たまにはマトモな意見をおっしゃいますのね☆」
みか 「きっ！いちいちウルサイ！」
るる 「も～う！けんかしないぉ～！」
ゆき 「そうですよ☆さあみなさん、帰りましょう☆」
なな 「なな、帰りたくな～い！」
らん 「さあ☆さあ☆・・・あら？ももちゃん？どうしたの？」
もも 「あそこ・・・」
たまみ「あそこ？」
もも 「みどりちゃん・・・」
つばさ「いいっ！？」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
? ? ? 「ほうほう☆お嬢ちゃんカワイイのぉ☆」
みどり「みどりれす～☆」
? ? ? 「みどりちゃんでちゅか～☆」
みどり「おじさんを観察するれす～☆」
? ? ? 「おじさん！違う！お・ぢ・さ・ん☆」
・・・・・・・・・・だだだだだ・・・・・・・・・・・
みか 「ちょっと！オヤジ！その子に何する気？」
? ? ? 「何？何する気？いや～ん☆や・め・て☆」
あかね「？？？？？・・・気持ち悪い。」
たまみ「ほら！みどりちゃん！帰るよ！」
みどり「まだれす～。まだ観察終わってないれす～。」
つばさ「いいから！帰ろう！」
みどり「いやれす～！」
らん 「お願いだから、言うことを聞いて。ね？」
? ? ? 「こらこら☆かわいい子には旅をさせろと言うじゃろ☆」
なな 「何？それ？」
? ? ? 「やりたいと思う好奇心を無理矢理つぶしてはいかんのじゃ。」
みか 「ちょっと！いいように意味かえてない？」
みどり「（キラキラキラ）やっぱり！おじさんは物知りれす～！師匠と呼ぶれす～☆」
? ? ? 「いや！『エイジおぢたま』と呼びたまえ！」
みか 「オジン！いい加減にしないと・・・！」
エイジおぢたま「しゃーらっぷ！『じ』ではない！『ぢ』じゃ！」
あゆみ「それは失礼いたしました、エイジさま。こんのぉ～！おやぢ！オヤヂ！おぢん！オヂン！・・・これでいいですわね☆」
エイジ「・・・ふえぇっ・・・そんなっ・・・ひどい・・・わしのような老人をよってたかってイヂメルとは・・・それでも本物の守護天使かのぉ？」
ゆき 「えっ？私たちのことをご存知なのですか？」
あかね「何者！」
エイジ「よくぞ聞いてくれました☆わっしは～☆わしのエイジじゃ～ん☆君達のな・か・ま☆」
つばさ「うそだ！」
エイジ「うっそじゃなっいよ～ん☆」
なな 「くんくん。うん！動物の匂いが残ってるよ！」
くるみ「いや～ん！男なの～！年寄りなの～！」
エイジ「ばっかも～ん！世の中、女だけではなりたたんのじゃ！お前はどうやって生まれてきた！父と母が育ててくれたのじゃろう！それから、年寄りは大切にいたわるもんじゃ！そんなことも知らんのか！お年寄りには席を譲りましょう！はいっ！」
１２人「お年寄りには席を譲りましょう！」
たまみ「はっ！・・・のせられた。」
あかね「・・・不覚。」
ゆき 「・・・はあ。男と年寄りを馬鹿にしたのは、私から謝らせていただきます。すみません。」
エイジ「分かればいいんじゃ。」
らん 「でも、ほんとにあなたが守護天使かどうか・・・」
もも 「パス・・・」
みか 「そうだ！パスポート見せてよ！女神様の認定書！」
エイジ「ふう。疑い深いやつらじゃのう。ほれ。」
＜女神のお墨付き☆うふっ☆＞
| 前世 | 鷲（わし） |
| 年齢 | 不詳 |
| 身長 | 見れば分かるじゃろ？ |
| スリーサイズ | 聞きたいか？ |
| 誕生日 | １月１日 めでて～な☆ |
| 死因 | 弓で射殺される |
| 弱点 | 先端恐怖症 |
| タイプ | いい年なのに若作りしたがる |
| １人称 | わし |
たまみ「本当だ・・・けど・・・」
あゆみ「あまりにも簡単すぎますわ。」
つばさ「きっと、女神様も、こんなやつの判定を吟味するのが面倒だったんだよ！」
らん 「じゃあ、なぜ許可をお出しになったのでしょう？」
みか 「はい！は～い！ご主人様が思い出すハズがないって思ったんだよ！きっと！」
くるみ「でも～ここにいるの～」
るる 「そうだぉ！思い出してもらったんだぉ！」
あかね「一体どうやって・・・」
みどり「わ～い☆まだまだ観察することがいっぱいれす～☆」
エイジ「それぢゃあ、今からわしの悲しい過去を語ってやるとするかの。」
らん 「立ち話はきついでしょう？公園のベンチにでも座りませんか？」
エイジ「ほう☆優しいおなごじゃ☆」
なな 「行こう！公園！公園！」
エイジ「すまんなぁ。座れるのはありがたいが・・・年寄りに外はツライのお。」
あゆみ「あら、それは気がつきませんでしたわ。すみません。」
みか 「ちょっと！そんなこと言って、うちに来る気でしょ！」
エイジ「（みかは無視。）ごほっごほっ！ああ！外気が身にしみるぅ～・・・」
ゆき 「（みかをなだめつつ）しょうがありません。うちにお連れしましょう。」
みか 「ええっ！で～も～！」
つばさ「みか姉さん、仕方ないよ。それに、家にはご主人様もいるし、エイジさんがほんとにご主人様の守護天使か分かるでしょ？」
みか 「そっ・・・それもそうね・・・エイジ！いいわよ来ても！・・・って、あれ？いない？」
あかね「あそこ・・・ちびたちが先に連れて行った。」
らん 「まあ☆みんなで手をつないで☆可愛い☆」
みか 「！！！！！」
あゆみ「みかちゃん、落ち着いて☆それにしても、エイジさまはあの中でも違和感がないほどの身長ですわ☆」
みか 「ふん！ちび！はげ！おやじ！」
遠くの方から・・・「お・や・ぢ☆じゃ～」
みか 「しっつこ～い！」