Legend of Quel

第三部(完結編) 第7話

あれから数日後...
Gストライカー内部では、Rynexがメガミ様と交信していた。

Rynex「では、やはりG6‐オメガを作ったのは、復讐鬼達をまとめるためだったと...」
メガミ様「ええ。もともと復讐鬼は群れを作ることがあまりないらしいのですが、
     G6‐オメガがそれを統率し、何か1つの作戦のために動いているようです。」

メガミ様の言うように、復讐鬼は基本的に群れをなす事はほとんどない。
以前夢魔の世界を侵略に来たバルゴ率いるスッポンの怪人達や
エレナの力を狙ったエグゼス率いるハチの怪人軍団は珍しいケースと言える。

Rynex「だとすると、最近復讐鬼が現れないのは、その作戦の準備にかかっていると
     いう事でしょうか。」
メガミ様「おそらくそうでしょう。何にせよ、そのG6‐オメガが我々にとってこれまでに
     ない脅威となる事は間違いありません。十分気をつけて下さい。」
Rynex「わかりました。」

ここで交信を終了した。

Rynex「.........何か、嫌な予感がする...やはりあの人たちも呼んだ方が
     よさそうですね。」


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