ドグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!
G6のVXランチャーから放たれたVX弾が迫り来る!!!
G6‐オメガ(この町は死んだな...)
G6はそう確信した。が、しかし!次の瞬間、その確信が大きな間違いであると気づかされる事になる。
G3は、VX弾が飛んで来るタイミングを見計らって体を後ろに倒し、
かがんだ体勢になってから屈伸の要領でVX弾を下から両足で蹴り上げたのだ。
推進器の部分をピンポイントに蹴り上げたので炸裂はしない。
ガキイイイイイイイイイイイイイン!!!!!!!
蹴られた弾は回転しながらはるか上空へと飛んでいき、やがて(通常の人間の)視界から消えていった。
もちろん、上空に生命反応が皆無ということは確認済みだ。
G6‐オメガ「な、何イイイイイイイイッ!!!!!」
G3はすぐさま立ち上がってXXランチャーの銃口を上空に向ける。
標的は当然、VX弾。使う武器をGR‐07にしなかったのは、
XX弾と同類であるVX弾の強度から考えてGR‐07の弾丸ではVX弾を破壊できないと判断したからだ。
G3‐XX「ぶっとべえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
上空で大爆発が起こった。予想外のG3の行動に驚くG6。
G6‐オメガ「......こ、こいつ......」
G3‐XX「フン!なめんなよ、この野郎。」
G6‐オメガ「フッフッフッフッ......」
G3‐XX「???」
G6‐オメガ「ハアッハッハッハッハッハッ!!!!!さすがだ!!! 噂通りの...
いいや、噂以上の力だ。なかなか楽しい奴だよ、お前は。」
そう言って自分のバイクにまたがる。
G6‐オメガ「今日はほんの挨拶代わりだ。この決着はいずれつけよう。では。」
ブロロロロロロロ......(メタルマッドネスで走り去る)
G3‐XX「......」
G6を見送るG3の心境は複雑だった。