どこか見知らぬ空間で、2人の男が対峙していた。G3とG6だ。
G3‐XX「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!」
G6‐オメガ「ウッシャアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」
ドグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!
互いの拳が激突。その刹那、激しい閃光が衝撃と共に周囲を包み込む。
G3‐XX「でぁりゃああああああああッ!!!!!」
グシャアッという鈍い音と共にG6の脳天が砕け散る。さらに拳のラッシュを光よりも速く叩き込み、G6の体は徐々に破壊されていく。
G6‐オメガ「ウッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!」
断末魔を上げながらG6はボロ雑巾のように崩れ落ちる。G3は、G6の体を両手でふん掴み、そのまま体を引きちぎってとどめを刺す。
グワッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!
さっきまでG6だった骸を放り出し、次なる標的を見つけて掴み上げる。
掴まれた相手はまだ7歳くらいの幼い少女で、やめてと泣き叫びながらじたばたと暴れていた。
(よせ!!!そいつは......)
そしてG3は掴んだ手にギュッと力を込める。
(やめろ......!!!)
だんだんと力を強め、それとともに少女が苦しそうに痙攣し始める。
少女は苦しそうに「じー...すい......たん......」と言った様に思われた。
(やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!)
やがて手の中の少女は白目をむき、そのまま息絶えた。
次の瞬間、G3のアーマーに亀裂が走って砕け散り、クゥエルの素顔が露わになる。
クゥエル「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!」
クゥエルが激しく猛り狂い、それとともに周りの全てがひびわれ、崩壊していく。
後に残ったのは、あまりにも空虚な『無』であった.........